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ブルックナー 交響曲第7番

年末から、獺祭を飲んでいる。

友人と小さなグラスで少し飲んだことがあったが、自ら購入して飲もうとは思わなかった。
ひとつには、一本一万円以上もすると聞いていた価格の問題。
次に、ブームまでになった人気。
筆者は、へそ曲がりなところがあり、大勢がこぞって褒めるものに対しては意固地に背を向けてしまう。
昨年の暮れに、正月用の酒をデパートに買いに行った。
家内が、気前よく財布の紐を弛めてくれ、大吟醸 磨き三割九部 四合瓶、五割 一升瓶を買ってくれた。
正月に義理の兄と酌み交わして飲んだところ、日本酒本来の甘みがよく出ていて、大満足であった。
磨き五割を一升瓶から陶器のタンブラーに入れると、飲み口から甘い麹の香りが立ち上がる。
多めに口に含むと、柔らかいがしっかりした味と甘みが広がってくる。
ごくっと飲み込むと五臓六腑に酒がしみわたるのを感じる。
松が明けて、磨き 五割 一升瓶を三本追加購入した。

さて、今日紹介するのはアントン・ブルックナー(1824-96)。
ブラームスより9歳年長である。
オーストリアのリンツ郊外の村で生まれ、小さな村の補助教員となる。
授業のほかに教会でのオルガニストとして生計をたてて暮らしていたが、
44歳でウィーン国立音楽院の教授に就任。
ワーグナーを信奉するブルックナーは、古典主義的な形式美を尊重するブラームスと
反目した。
ブルックナーの交響曲は、難解であるとか無駄が多いと言う理由で演奏拒否されること
が多く、演奏にこぎつけても初演が大失敗というものがあった。
五十代半ばで評価も安定してきた。
今日紹介する交響曲第7番は、初演から大成功で、莫大な成功と名声を与え一気に
ブルックナーの名を世に知らしめた。

筆者は、ブルックナーのCDは数枚持っているが、好んで聞くことはなかった。
理由のひとつに曲が長いこと、二つにはブラームスと仲が悪い時期があったから。
ブラームス好きが高じてブルックナーを聴かなかった。
これは、大人のすることではない。

よく言われる、もわーっと霧が立ち込める情景を思い浮かべさせるような序章から
だんだんとメロディーが明確になってきて、景色が浮かんでくるような曲作り。
ブルックナーを評価するクラシックファンが多いわけである。素晴らしい。

飲まず嫌い、聴かず嫌いは良くないことの証左である。






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男と女

Yくんへ

この感動を伝える友人は君しかいないと思い、メールします。
昨日、家の近くの下高井戸シネマでクロード・ルルーシュの「男と女」を見ました。

実はほんの少し心配していました。
というのは、もしかしたら退屈するのではないかと。
それはつまり、60歳になる自分の感性に不安を感じていたからでした。
小学校の頃にY市の映画館に大きな看板が出ていたのを思い出します。
僕が始めて観たのは中学二年のときでした。同級生の一人が、退屈だと評していたのを
「分かってないなあ~」と思ったのを憶えています。
その後、もう一度高校時代に観ました。
当時映画を一緒に観に行っていた友人は、I君、 Y君、T.I君でしたが
二回目に誰とどこで観たのか記憶がありません。どこの映画館かも。

全くの杞憂でした。
三十歳になる前にこの映画を撮ったクロード・ルルーシュの
才能に改めて感心しました。

アンヌ(アヌーク・エーメ)とジャン=ルイ(ジャン=ルイ・トランティニャン)
二人は寄宿学校に幼い子供を預けている。
ノルマンディー海岸沿いの町ドーヴィル
週末、子供の面会に来た二人。
ドーヴィルの街を娘と歩くアンヌ。ノルマンディー海岸を幼い息子に車の
ハン ドルを握らせ遊ばせるジャン=ルイ。
パリ行きの列車を逃したアンヌを車に乗せ、ジャン=ルイは
ドーヴィルからパリまでの雨の高速道路A13を運転する。
映画の記録・編集の仕事をするアンヌはスタントマンの夫を事故で亡くしている。
夫とのブラジル旅行を回想し、過去の思い出を断ち切ることが出来ないアンヌ。
次の週ジャン=ルイはアンヌとドーヴィルへ一緒に車で行く。
海岸沿いのレストランで二人の子供との食事。指先がアンヌの肩に触れる。
四 人で乗った船の上で、ジャン=ルイはアンヌに惹かれてゆく。
パリまでの帰りの車でジャン=ルイはアンヌの手を握る。アンヌは、ジャン=ルイの妻は
どうしているのかと聞く。ル・マンのレースで、ジャン=ルイが事故を起こし手術後も意識不明と
伝えられた妻は錯乱して自殺した。アンヌのアパルトマンの前で、ジャン=ルイが話し終り、
モンテカルロ・ラリーに出ると言い残し別れる。
ジャン=ルイのことが気になり、毎日パリで新聞や雑誌でラリーの記事を読むアンヌ。
ラリーが終わり、アンヌは電報を打つ。
モンテカルロの祝賀会場で「愛 している アンヌ」と書かれた電文を受け取ったジャン=ルイは
夜を徹して運転しパリに戻る。
アンヌはパリのアパルトマンに居らず、ドーヴィルの海岸で二人の子供と遊んでいた。
ジャン=ルイはアンヌと子供達を見つけ出す。
子供を送り届けた後、ベッドを共にする二人だが、抱き合いながらもアンヌは亡くなった
夫を思い出す。列車で帰ると言うアンヌを駅に送るジャン=ルイ。
ジャン=ルイは一人運転しながらアンヌのことを思い出す。駅に先に着いたジャン=ルイは
ホームで一人で歩るくアンヌを待つ。二人は抱擁して、画像はストップする。

http://otokotoonna2016.com/



 

マーラー 交響曲 第2番 ハ短調《復活》 

11月29日(日)に家内と江ノ島に行った。
“♪江ノ島が見えてきた 俺の家も近い~♪” と桑田佳祐が歌った湘南の地である。
湘南に対しての憧れを持ち合わせていないので、彼の地を訪れることは滅多にないのだが、
今回は理由が二つあった。
一つは、12月初めまでは家内にとって南が吉方位だからだ。
朝9:21新宿発発の小田急小田原線急行・藤沢行に乗る。
藤沢で乗り換えて、10:33に片瀬江ノ島に着いた。
江ノ島神社でお参りをして、江ノ電江ノ島駅近くの日本料理屋で昼食をとる。
本当は江ノ島名物のシラス丼と刺身の定食で良かったのだが、家内がスマホで
店を検索して、予約した。
11:45に店内に入る。20名程度が入れる小さな料理屋である。
ランチメニューは2種類。1000円と2000円。
献立はこちらを見ていただくのが早いだろう。
http://yu-gata.com/menu.html
美味しかった。
何故ランチでも「ゆうがた」なのか。
それは店主が好きな時間帯だからだそうだ。

今回は、レナード・バーンスタイン指揮のマーラー 交響曲 第2番を紹介する。
第2番にはマーラー節が溢れている。
とは言うものの欠点がある。93分の大作だから、CD1枚に入りきらない。
CDの入れ替えが面倒だ。

11月23日に新日本交響楽団のマーラーの第2番のコンサートがあった。
ところが、本ブログの副主筆から23日に会おうという事になり、コンサートのほうは
断念した。
その時、彼から貰ったのが小田急電鉄の株主優待切符二枚で、期限が11月30日であった。
賢明な読者はお分かりであろう、この切符を貰ったことが、二つめの理由である。


 

マーラー 交響曲 第2番 ハ短調 

シベリウス 交響曲

中国13.5億のリーダー習近平氏はサッカーが好きだそうだ。
イギリス(イングランド)生まれのサッカーは世界中に伝播した。
われわれは欧州・アジア・アフリカ・中東・南北アメリカの強豪国を思い浮かべることが出来る。イギリス人も発祥の国だからと言ってワールドカップの優勝に拘っていないように見受けられる。優勝したいのは山々だけど、なかなかそうさせてくれない。ワールドカップは20回開催されているが、イングランドの優勝は1回のみ。それだけ、世界中で愛されていることの証であろう。国際化が進むと発祥の国が優位性は薄れる。ラグビー、柔道などもそのようになりつつある。

クラシックで考えてみよう。ベートーヴェンの指揮者で有名かつ人気があるのは、フルトヴェングラー、ブルーノ・ワルター、カルロス・クライバー、カラヤンなどのドイツ・オーストリア出身者達。かれらの存在は勿論大きい。しかし、トスカニーニ(伊)、ヤルヴィ(エストニア・旧ソ連)、アバド(伊)指揮のCDも大層人気がある。こちらも十分に国際化されている。

昨日、すみだトリフォニーでシベリウスを聴いて来た。
今年はシベリウス生誕150年でシベリウスのコンサートが多く、音楽雑誌などでも特集が組まれているようだ。筆者は表紙だけしか見ていない。指揮者はハンヌ・リントゥ、フィンランド人である。新日本フィルによる演奏は大変良かった。

フィンランドは1917年までロシアの支配を受けていたが、ロシア革命を機に独立した。独立の18年前にシベリウスは彼の代表曲の”フィンランディア”を作曲している。当時フィンランド大公国は帝政ロシアの圧政に苦しめられており、独立運動が起こっていた。
シベリウスが作曲した当初の曲名は「フィンランドは目覚める」であった。フィンランドへの愛国心を沸き起こすとして、帝政ロシア政府がこの曲を演奏禁止処分にしたのは有名な話である。

昨日の演目は交響詩「大洋の女神」、交響曲第6番、交響曲第1番であった。

今回コンサート前に筆者が聴きこんだCDはベルグンド指揮 ヨーロッパ室内管弦楽団 1995、96,97録音のもの。音楽雑誌でも評価が高い盤である。ベルグンドはフィンランド人で、シベリウスの7つの交響曲の録音に命を懸けている。シベリウスをお家芸としていると言っていいが、筆者としては、シベリウスの国際化を期待したい。ヴァイオリン協奏曲とフィンランディア以外にも彼の曲を聴いてもらいたいとおもうからだ。それ程に彼の交響曲は良い。


このセットは1995,96,97に録音されたものが4枚組みになっている。これが一番のお薦めである。タワーレコードから出ている。
定価3000円(消費税込み) これはお得。





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